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「千佳子ちゃん…」
少女は私の目を見つめたまま静かにつぶやいた。
「…な…なに…?」
教室に入った時からあった奇妙な感覚が 私の中で増していく。
体の中で渦がまいているような
少女に掴まれてる手は冷たいのに
体は熱い
「私が 助けてあげる…」
少女が笑った。
にっこりじゃなくて…
…恐い…笑顔………
やばいと思った時には遅くて
タ ス ケ テ ア ゲ ル
私の意識は落ちていった。
渦に巻き込まれるように…
――――パシィィ‥ン―――
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