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よい子は頭いかれた人についてっちゃいけません！
いつぞやの先生の声が脳裏に浮かぶ。
いつも誰かが
悪い子ならいいんですかー？
とか言うんだよねｯアレ！！
でも私はいー子だから
喧嘩うります！
私は背がでかいこの男を思いっきり下から睨みつけた。
「ワケ分かんないし……あんた頭イってんじゃない？病院行って脳みそのウイルス診てもらいな！
別に私ちゃんと立てるしｯ」
私はそう言って男の手を振り払った。
しかし勢いあまってフラついて とっさに男の服を掴んでしまった…。
男は“ほれみろ”と言わんばかりに笑っている。
め…めっちゃ屈辱！
「ごめんね！」
顔がめちゃくちゃ熱くなる。
私は服から手を離し半ギレで誤った。
よろけながら少しでも男から離れる為に足を動かそうとしたその時 私の耳に多数の声が届いた。
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