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病気を告白されウジウジしながらも、いつもと変わらない生活を送った。
家族の中で『その事』が話題になる事もなく、中学生時代・高校時代も病気が進行することはなかった。
体調も変わらない。
今の所、シミも増えていない。
鏡で毎日確認しては
「良かった…増えてないな。」
とよく胸を撫で下ろした。
その後、高校を卒業し
少したつと顔にプクッと膨らんでいる物を見つけた。
「ふきでものかな?昨日、揚げ物食べ過ぎちゃったせいかも。まぁ…ほっとけば治るだろ。」
そう軽く受けとめていた。
その何年か後に本当の意味を知る事になるなんて当時の私は、気付きもしなかった。
気付いていたら何か変わっていたのかな?
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