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私「あたし彼氏が待ってるから!時間ないから!」
そう言って私は二人の間をぐいぐい割って自転車を発進させた。
その時
ガチャーッッ!!!!
私「…っっぁあーーーーーーーッ!!!!!!!!!?」
なんと五十嵐は私の自転車のカゴを蹴り上げベッコベコにヘコませたのだ。
カゴがヘコんだ以上にヘコむ私。
高校入る前に…
おばぁちゃんが
「昔からラッセイラーちゃんは親戚のお兄ちゃん達のお下がりばっかりだったから
高校通学する自転車は新しいの買ってあげるからね!」
と、わざわざ新しい自転車を買ってくれたのに…
まだ使い始めて1年とちょっとしか経ってないのに…
カゴが……
荷物が何も入らないくらいヘコんでいた。
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