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西川「あーやっぱ菓子パン2つじゃ足りねーっ!昼までもたねー」
私「ポッキーでいいならあるけど…」
私は鞄をゴソゴソあさった。
西川「ラッセイラーさんていい人だね!」
私「はははっありがとう(笑)」
昼休憩にミサ達と食べようと思って持ってきたポッキーを西川くんに渡した。
西川「昨日バイト終わるの遅くて昨日の夜から何も食べてなくてね…餓死しそうだ」
ポッキーを束で食べ始めた西川くん。
私「お父さんがご飯作ってくれないの?」
西川「父さんは…飯作った事ないね~。飲んでばっかだからいつも俺が……あ、ポッキーいくら?返すよ」
西川くんは制服のズボンのポケットからサイフを取り出した。
私「いいよっ!お金いらないから!」
なんてキッチリしてる子なんだ!
西川くんが取り出したサイフの中がチラッと見えたが、ガス電気携帯の請求書が見えた。
もしかして西川くんが全部払ってんの…?
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