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川本「こんな俺でよかったら、これからも仲良くしてくれなっ!」
川本くんは少し寂しそうに笑って言った。
私「川本くん……」
なぜか私は切なくなった。
川本「なっ!………………西川くん」
私「西川くんにかよっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
私はこの時、17年間生きていてきて
声の大きさ、間、言葉のチョイス…
どれをとっても一番綺麗なつっこみができたと自負している。
西川「俺も…転校してきた日からずっと川本くんを…自然と目でおってたんだ…っ!」
私「しかもお前ら両想いかよッッ!!!!!!!」
私は一瞬腐女子魂が蘇りそうになったが、ゴジラが
「なるほどね…川本くんは、西川くんをカモフラージュにして裏で私と……みたいな事ね…」
と、私にコッソリとつぶやいてくれたお陰で冷静になれた。
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