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私は携帯を閉じ
「全部松井さんからメールだったよ」
と、ヒカルさんに向かって再び苦笑した。
ヒカル「やっぱり!さっきのラッセイラーたんの話を聞いてオカシイと思いましたよ。だって松井氏は大量にメールを送ってくるのは演技でもなんでもなく素でつよ」
私「マジか!!!!」
素で一方的に大量にメール送りつけてくんの!?
そこは天然の嫌がらせだったのかよ!!
ヒカル「1年の頃からボクにも、返事を返してないのにいっぱいメール送られてきてましたから」
私「え~…?ヒカルさんにも演技がバレないように徹底してたって事じゃなくて…?」
私は眉間にシワを寄せながら脳内をハテナマークで埋め尽くした。
ヒカル「さあ?それは分かりませんねぇ」
私「じゃあ一方的にメールを送りつけてくるのが素なのか演技なのかも分かんないね」
ヒカル「ぶふぉおッ!」
ぇえええ……
なにがツボったのかヒカルさんはカタカタと小刻みに揺れながら笑った。
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