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ゆかりの周りには
常に誰かがいた。
簡単に言うと人気者だ。
俺だけだろうか。
ゆかりがふとひとりに
なッている時
あいつの顔は寂しそうに
見えた。
特に気にはならなかッたが
あの表情に気付くほど
俺はゆかりを
見ていたのかもしれない。
明るいのに
どこか冷めているというか
冷静で
全ての人に平等に
接している。
俺にとッてゆかりは
特別な存在だッた。
恋人としても人間としても
尊敬できる奴だッた。
ゆかりは俺の全てだッた。
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