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チュンチュン……
初夏である。
嘘である。
今壟達は春休みを終え、学園に行っている途中である。
「ハァ……
めんどくせー……学園か…」
嶐慶が面倒くさそうに、学園への道を歩いている。
「じゃ、辞めれば?」
「えっ!?酷ッ!」
「ハァ…。
春だな…」
壟は嶐慶をいじったり、無視したりして遊んでいた。
「春だね~」
「うん。春だねー」
雫と未来も嶐慶を無視して、春を味わっていた。
「どーせ…。
俺なんか…どーせ……」
嶐慶、少しブルーに突入です!
「おーぃ、嶐慶~
どうでも良いが、遅刻したくなかったらサッサと来いよ~」
そうして壟達は瞬雷で学園に移動した。
「あっ!やっぱり酷い!」
嶐慶も遅れて瞬雷で学園に向かった。
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