16歳

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16歳

中学を卒業し 私は幅広く交友関係ができた 喧嘩や溜まり場に行くのも当たり前 先輩、後輩、仲間ができ 家に帰るのが嫌になっていた 帰っても母親は居ない 居ても寝てるだろうし つまらない だからずっと外で遊んでいた 補導は毎晩 パトカーで家まで送ってもらった事もある 警察署に呼び出されて 母親が頭を下げるのも 慣れていたのだろう またか… そんな顔で迎えに来た時もある 母もあまり私に触れないようになった こうして 深夜徘徊を繰り返していた時、ある喧嘩で傷害罪で捕まった この件に関しては後悔や反省は全くしていなかったが鑑別所から出てきて 友人達とまた徘徊ばかりして 1つの部屋に集まり シンナーを吸い始めた 母親の手に負わず 私の暴走は止まらなかった
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