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翌朝。
めざまし時計で目を覚まし、洗濯機を回して、朝食を作り、夫と息子を起こして…と、いつもと変わらない朝。
「いってらっしゃい!」「行って来ます。」
笑顔で送り出した後…
ネボスケの娘 海 を起こすまで時間があるので寝室に戻って、鏡台の前に座った。
鏡の中の自分にため息が出る。
「ハァ。 老けたなぁ~。」
栄養クリームをタップリ手に取り、シワを伸ばす様に塗りたくる!
それでも伸びないシワを引っ張ったり伸ばしたりしながら…鏡の前で百面相
♪♪♪
携帯が鳴った。
慌ててカバンから取り出そうとファスナーを開けると、
中に見慣れない青いボトルが五本入っている。
その時。
あっと昨晩の不思議な体験を思い出した。
「あれ?夢や幻にしてはリアルだったけど…現実だったの????」
私の頭の中は?マークでイッパイになった。
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