薬の使い道

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「大丈夫 …。」 カチャリと鍵を開けると…海が急いで入って来た。 海「もう。早く開けてよ!」「わぁ♪変わってるねぇ~♪」 最初の変身は、ビックリが大きくて、実感が無かったが、二度目となるとちょっとは落ち着く様で…。 さっきまでドアを叩いて心配してたのに、今は満面の笑みを浮かべて満足そうだ。 海と私は早速 海の部屋にむかい、チャッチャと着替えメークした。 鏡には、まるで双子の様な親子? 今は同じ歳だから…やっぱ双子? がいた。 海「やっぱ似てるわ。」 私「本当。 化粧するとよけい。違う所が隠れちゃう。」 海は普段、化粧はもちろんおしゃれもしない。 だから別人だ。 知り合いに会ってもわからないだろうね。 ただ不思議なのは、普段おしゃれに興味がないのに。なぜこんなにセンスがイイのか?? センスのない私には不思議でならない。 きっとパパ似なのね。 私達は街に繰り出した。
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