489人が本棚に入れています
本棚に追加
/202ページ
海「まず、私から行くから…ママ… あっ!違った。 アキラは後から、私が合図したら来て!」
私「待ってよぉ。だってバレたらどうするのぉ。」
海「バレない。バレない。じゃあねぇ♪」
手を振りながら行ってしまった。
待ち合わせの喫茶店は、家の近くの童話のお菓子の家みたいな超かわいいお店♪
その店の窓際にスーツ姿のいい大人の男がイライラしながら待っている。
家の長男 山彦だ。
ブツブツ独り言を言っている。
ヤマヒコ「ふざけるなよ。
こんな乙女チックな店に…海のやつ~ 連れて来た娘が可愛くなかったら、許さねぇ。」
そこへ、海がやって来た。
海「兄貴♪ 何ブツブツ言ってるの。」
ヤマヒコ「海~。 遅いよ!それで、彼女は何処?」
海「まあまあ。慌てない。
すいませ~ん。
メニューくださ~い♪」
ヤマヒコ「お前なぁ。 俺は忙しいの! お前がすっげ~美人 紹介するって言うから~」
海「わかったよ。」
手を降る。
もしかして合図?
最初のコメントを投稿しよう!