スパイ大作戦

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スタジオはすぐに押さえることができた。 山彦なかなかやるじゃない!仕事のできる男はカッコいい。 な~んて。ぼんやり考えていると… 海に腿をつねられた。 海「ほら! 行くよ!」 アキラ「行くって何処に?」 海「スタジオだよ。 兄貴は先に行ったよ。」 耳打ちして 「早くしないと~元に戻っちゃうよ~」 アキラ「そうだよ! 急いで!海ちゃん遅いよ!」 慌ててドアに向かって走り出すと、後ろから来た 海に後頭部をバコとはたかれた。痛い! 海「遅いのは、アキラだから。」 ドアの外にはタクシーが用意されていた。 2人で車に乗り込むと 運転手さんは何も聞かずに車を走らせた。 海「あの ちょっと…」 運転手「大丈夫です。山彦さんに聞いてますから。」 海「♪兄貴。ナカナカやるね。」 アキラ「うん♪」
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