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例え、モデル時代は短くても モデル界のカリスマ社長に見初められたんだから わたし!
アキラ「わかりました。チャッチャとやっちゃいましょ!」
ここからはカメラマンと私との勝負だ!
絶対負ない!
海「あーぁ。 本気になっちゃったよ。
あの人 実は負けず嫌いだから…」
スタジオの隅で一部始終を見ていた海はイタズラっぽく笑った。
そこへ山彦が近づいてきて、
ヤマヒコ「彼女何者なんだ?あのポージングは素人じゃないだろ?」
海「さぁね♪
天才なんじゃない♪」
ヤマヒコ「ああ。そうかも。」
アキラに釘付けで、上の空に答える兄貴を横目に
『浸入捜査開始! 大成功♪』
ヨッシャ!
また小さくガッツポーズをとる 海であった。
改めて アキラに目を向ける。
そこには キラキラと輝き 自信満ちた 1人の女性がいた。
それは…
わたしの知ってるママじゃなく、全くの別人。
新人モデルの アキラだった。
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