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君は今幸せか?
俺達はあの頃毎日が幸せだったな…
できれば、あの頃に戻りたい…
でも、お前は進めと言ってくれたな…
「好きなんだ!付き合ってくれ!」
「わ、私なんかで良いんですか?」
「君が良いんだ!」
「ありがとう!私も好きです!」
こうして俺達は付き合う事になった。
「いいな~蘭」
「本当!あの奏君と付き合ってるなんて」
「うん////ずっと好きだったんだ。すっごく嬉しい」
「お~お~幸せもんだね~」
「皆も付き合ってる人いるじゃん!」
「でも、あの学園のアイドルの奏君がねぇ?」
「とっても素敵な人だよ!」
「皆知ってるよ」
「ちょっと良いかな?」
「奏君!」
「どうしたの?」
「一緒に帰ろうと思ってな」
「うん!」
「奏君!蘭を幸せにしてあげてよ!」
「あぁ。約束する。」
この頃の俺は今しか見えてなくて、これからの試練に俺は気付かなかった…
「奏君」
「どうした?」
「私幸せだよ?」
「急にどうしたんだ?」
「だって今言わないといつ言えるかわからないもの」
「これからもずっと一緒だから大丈夫だ」
「…うん」
この時俺は彼女の悲しそうな顔に気付いてやれなかった…
「じゃあ私はこっちだから」
「家まで送るよ」
「え、でも遠回りになっちゃうよ?!」
「これでも彼氏なんだ。彼氏らしいことさせてくれよ」
「!うん!」
蘭の家までは何気ない世間話をしながら、蘭の家まで送った。
「ありがとう!また明日ね!」
「あぁ、また明日な」
「うん!バイバイ!」
「あぁ。」
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