第1話

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「今日天気良いね~」 「そうだな。」 「風気持ちいい~」 「昼寝にはいいね~」 「サボるなら置いて行くからな」 「ヒデー!」 「奏君私お弁当作ってきたんだ!」 「そうなのか?俺も弁当作ってきたから、交換しようぜ」 「そうだったの?!」 「でも、蘭が作ったものだから食べるよ」 「!ありがとう!」 二人はお互いの弁当を交換して、食べた。 「奏君案外可愛いんだね」 「俺のだと蘭には多いだろう?」 「まさか、蘭ちゃんの為に買ったの?」 「俺の家に女はいないんだから買ったに決まってるだろ?」 「蘭愛されてるね~」 「もう!春香!」 「蘭ちゃんも買ったの?」 「うん!」 「かー愛されてるね~奏」 「お前には春香がいるだろうが」 「おぅ!俺は春香を愛してるぜ~」 「卓哉ったら!」 『バカップル…』 二人はつぶいた。 四人はお弁当を食べ終わり、教室に向かった。 「5限なんだったっけ?」 「化学じゃなかったか?」 「今日は実験なはずだよ?」 「俺薬品の実験嫌いだー!」 「ちゃんと手順通りにやれば大丈夫だろうが」 「俺にとっては勉強自体が敵だ~!」 「卓哉はいつもそうなんだから、よく2年生に上がれたよね」 「俺がみっちり扱いてやったからな」 「そーギリギリで上がれたぜ~」 「いつも頑張れば良いのに…」 「蘭ちゃんそれは言わない約束だよ」 「そうなの?」 「もっと言ってやれ、蘭」 「後生や~奏~」 「奏君の言う通りだと思うよ。卓哉?」 「わ~ん!俺には味方がいないのか~?!」 キーンコーンカーンコーン 「あ、予鈴だ」 「行くか。化学室」 「そうだね」 「ほら卓哉用意しろ」 「昨日白衣洗濯しといて良かったよ」 「春香。それは前々からやるのでは?」 「う!忘れてたの~(涙」 「3人共行くぞ?」 次の化学の授業にちょっとした事件が起こります。4人は大丈夫かな?
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