ムスカ1歳

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ムスカは、誕生日で、一歳になった。 プレゼントで、車を貰うのであった。 「父上、感謝します。」ムスカは言った。 ムスカの父、ベンザは少し微笑み、こう言った、「ハハハ、私のプレゼントは、最高かね?」 ムスカはこう思った、(感謝しますって言ったろうがッ) ムスカは一歳にして、ベンザを嫌う心があった… 何故なら、貧乏人を、殺し 「ハハハ、人が、塵のようだっ」 と叫んでいるのだ まぁ後に、父に似る、ムスカではあるが… 母は、ムスカが、父を嫌っていることに、気づいていた。 母は、三ヶ月後に、死亡した、死因は、大量出血死であった。原因は、息子の気持を、父に打ち明けたら、ベンザが「私をからかっているのかね?」と言われ、ことこまかく息子の気持を言ったら、ベンザはキレて、「私を馬鹿にするなぁ!私の何処が悪い、言ってみろぉ!」 エースは、「あなたの、性格よ!すぐに、笑って人を殺して、金を莫大に使って……」 とことん言った、そのとき、ベンザが「君だけは分かってくれると思っていたよ、がっかりだよ…」 そして、 「消えたまえ、死んで私に、詫びるんだな!」 ドォゥン!ドォゥン! 二回の巨大な音が聞こえた、銃声だ、二発のハンドガンの銃弾が、母に、当たった…と思った、かなり至近距離だった、一メートルもなかった、なのに、一発も当たらなかった、「糞ッ!」ベンザは、もう一回、撃とうとしたところ、エースは逃げた、だが、とてつもなく速かった、ベンザは、五十メートルもある廊下を一瞬で、駆けてきた、そして、ベンザは、「ハハハッ跪づけ鬼ごっこは終りだぁ!」ドォゥン!ドォゥン!ドォゥン! 当たった、確実に… ベンザは、妻を殺した事に気づいた 青ざめて、「君が悪いんだぁ!」と言って、逃げて行った。 母の、葬式はあっという間に終わった、いや本当は長かった、ただ、ムスカは、違う部屋に移され、新たな、ゲームで遊んでいたからだ。母が死んだ事は後にしる。 大変な一年だった
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