トモx光一

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日曜の朝、待ち合わせ時間の20分前に駅前到着。 誰も来てない。 花壇に座り、ぼーっと空を見る。今日も晴れそうだなぁ… 「光一」 声をかけられ、振り向く。 トモの物はほとんど知ってるが、今日は見たことない服装でこちらに歩いて来る。 いつもと雰囲気が違って大人の男って感じがまたトモに似合ってて…すごく、格好良い。 「じゃ行くか」 「あ、いや…まだ…」 「ごめん!!待った?」 タイミング良く女性陣が現れる。 トモの表情が少し険しくなる。 「行こっか♪」 俺は片桐先輩に引っ張られ、駅に向かう。 電車の中も、遊園地についても、トモと一言も話して無い。どころか、トモの機嫌がかなり悪い。ちょっと強引な片桐先輩は全く気付いて無くて、俺を好きなように連れまわして楽しんでいる。 俺がいつもいた場所…トモの横には鹿川先輩がトモに気を使うように話しかけ、歩いている。 「そろそろお昼にしない?私とアキでお弁当作ってきたんだ♪」 ピクニックシートに4人で座る。 男女交互に座った為、トモが目の前に座っている。 こころなしか…睨まれてる…?
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