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「あ‥いや…」
間違って無い。つうか…
「あんた以外の男なんて…考えらんねぇし…」
「本当に?なら、凄く嬉しい。」
ん?…俺…今、口から声、出てた??
相手の嬉しそうな笑顔に、つい赤面し、顔を背ける。
不意に思い出し、相手の顔を見る。
「て、いうか…彼女居るしょ!!」
こないだ車に乗ってた!!
「彼女?居ませんよ?姉ならいますけど」
姉…じゃ…あれはお姉さん?
はは…馬鹿みてぇ…あんな落ち込んで…
「でも、男だし…」
「自分でも驚いてます。同性に惚れるなんて。しかも、相手も自分を好きだなんて。」
笑顔で言って来る相手に、固まる。
顔が熱い。顔だけじゃなく、全身が熱い。
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