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「あ、そういえば明日は結局どうするんだ?ガキんちょの正体も謎のまんまだし~」
必死になって話題を変えようとするヴァンに再びため息をつくも、そちらの話のほうが重要と判断したリウォードは今後の動きを彼に説明しはじめた。
「それについては大体の目星がついている。とりあえず、朝一番に教会へ向かう。確か・・・アノウ、といったな。奴と似た症例のデータが資料室にあるはずだ。それを調べる。奴をどうするかは・・・それから考える」
「ふーん、成る程ね。流石はランク【SS】のエクソシスト様だな!」
リウォードが話し終わるとヴァンは満足気に頷き、そう口にした。
面倒なことが嫌いな彼だけに、リウォードが解決への手掛りを掴んでおり、調べる手間が少しでも無くなったことが嬉しいようである。
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