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優 「これだよ。」
優は剣をうどんげに見せた。
鈴 「これですか・・・・・」
優が見たことのないけわしい顔をした、うどんげ。
優 「無理?」
鈴 「少し無理があると思います。」
優 「そうか・・・」
渋渋剣を戻した。
霖 「やめるのかい?」
優 「はい。」
霖 「でも、気に入ってるじゃないのかい?何なら あげるよ。」
優 「まじっすか!?」
‘あげる’という言葉に食いついた!
優 「それならいいだろ?」
鈴 「それなら・・・・」
やっぱり買うことを嫌っている。
霖 「あ!でもこれは。」
霖之助が一つの‘弓’を見せた。
霖 「これは、‘弓’にもなるし、‘双剣’にもなるんだ。」
鈴 「それは便利ですね!」
優 「そうだな!」
霖 「でも少し気になっているだ。」
優 「?」
霖 「この‘双剣’多分‘大剣’になると思うんだ。」
優 「でも、なりそうにないですけど。」
霖 「気のせいかな。まぁ気に入っているんだったらあげるよ。」
優 「本当!?ありがとうございます。」
霖 「どういたしまして。」
鈴 「決まったので。一回永遠亭に戻りましょう。」
優 「そうだな。ありがとうございました。」
霖 「気をつけて。」
二人は香霖堂を出た。
鈴 「少し急ぎましょう!」
優 「わかった。」
移動中・・・・・
<永遠亭>
八 「あら、おかえり。うどんげ、決まった?」
鈴 「はい。優さん、さっきの武器貸して下さい。」
優 「これですね。」
優は永琳に武器を見せた。
八 「いいじゃない!」
優 「ありがとうございます。」
八 「今日は休んでいいわよ。疲れたでしょ。」
優 「けっこう疲れました・・・。」
八 「うどんげ、優の部屋に案内してあげて。」
鈴 「部屋ってあの空き部屋ですか?」
八 「そうよ。」
鈴 「それじゃ、優さん、付いてきて下さい。」
鈴 「ここが、あなたの部屋です。」
部屋は以外に広く、畳、八畳ぐらいはある。
優 「ここを使っていいんですか?」
鈴 「はい、あとで、お布団引きますね。」
それだけ言うと、うどんげは部屋をでた。
優 「少し休もう。」
優の短いリラックスタイムが始まった。
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