序章/出会いは唐突に

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序章/出会いは唐突に 携帯のアラームがけたたましく鳴り響く中、私はゆっくりと目を覚ました。 眠い目を擦りながら携帯に手を伸ばし通話ボタンを押す。 「……もしもし?」 寝起きで擦れた声でそう言うと相手の応答を待った。しかしいくら待っても返事がなくて悪戯電話かと思い電話を切ろうとした時…。「今何時だと思ってるんだ~!!」 と携帯から物凄い勢いで叫ぶ声が聞こえた。
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