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「ちぃ~す」
と茂春が気分よく屋上にきた
「ハル遅か~喧嘩にまけたかと思ったし」
とミナが笑いながらいった
「アホか!俺が喧嘩に負けるわけないだろ!で、何の話?見慣れない奴等がいるけど」
と迅たちの方を見ていった
「いや、知ってる奴が1人」
と悠の方を見ていった茂春と悠は同じ中学出身だった。このことは迅は知らなかった
「お前ら顔見知りだったのか?」
迅が問い掛けた
「ちょっとな…」
悠がぶっきらぼうに答えた
「なら話は早い!茂春バスケ部に入ってくれ!じゃないと人数不足で廃部なんだ!」
迅は頭を下げた
「関係ないね」
茂春が不機嫌に答えた「ハルお前、前にバスケの練習見てただろう?まだバスケあきらめきれないんだろ?」
続けて迅が
「頼む!入ってくれ!」
次の瞬間、茂春が迅につかみかかった
「お前らに俺の気持ちが分かるのか?あぁ言ってみろ!!」
迅がパンチで弾き飛ばされた
「迅!!!」
悠が叫んだ
「バカどもが…」
茂春は扉を蹴飛ばし出ていった
「おい…ハル!」
オカと流はすぐさまハルを追った
ミナだけが残り迅にタオルを差し出した
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