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カラオケしながらの、飲みの時間は、あっという間に過ぎていった。
はじめは盛り上がってノリのいい曲で飛ばしてた4人だったけど、
少し疲れて、自然とスローな曲を選曲するようになって、
みんなで語りながら、まったりとした時間が流れた。
「あたし、ちょっとトイレ~」
あたしはトイレに立った。
「え~さっきも行ったじゃんか~近すぎだよっ!」
サチコが笑いながら突っ込む。
あたしは、ずっとビールを飲んでたせいか、トイレの回数が多くなって、トイレにばっかり行っていた。
トイレの鏡で自分を見てみると、
うわっ、やばい~化粧とれまくってるし、髪ぺったんこになってるよ~。
髪を軽くなおして、さて部屋に戻るかとトイレのドア開けると、
「おおっ!」
トイレから廊下に出ると、そこには偶然トイレから出てきたカツが立っていた。
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