59人が本棚に入れています
本棚に追加
「ねー、またあのおじさん来てるょ。絶対高柳さん狙いだね~。」
外の隠れてるつもりであろう例のオヤジを見つけ、わたしをからかう先輩。
「やめてくださいょ!…気持ち悪い…」
はぁー…まじでヤダなぁ…なんか怖いし…。
なんて思いながら携帯をズボンのポケットから取り出す。
(今日は迎えに来てもらおうかな…)
わたしの彼氏『マコト』
携帯からふと自動ドアの外に目を向ける。
おじさんの姿はもう無かった。
もぅ二度と来ませんよぅに!!
なんて心の中で手を合わせ、あまり信じてはいないけど、神様に強く祈ってみる。
最初のコメントを投稿しよう!