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「お先でーす」
バイトが終わって
わたしは着替えを済ませ先輩に挨拶をして、仕事を上がった。
(さっき見たときは、あのオヤジは居なくなってたし…)
さっき迎えに来てもらおうと呼んだ彼氏のマコトを外で待とうと、自動ドアを出て外に出た。
(きっと何かの勘違いだよね…)
度々わたしの前に出没したオヤジを自分に気があるとは考えないようにした。
そうやってわたしは自分に言い聞かせ、得体の知れない恐怖から目をそらす。
マコトが来たらご飯を食べに行こう。
何を食べようかな?
そぅ考えてた瞬間だった。
「あのー…」
わたしは声をかけられた瞬間、背筋がゾッとした。
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