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忍者、町中へ行く!
町へはどうやって行ったかって?
そんなの僕に聞かないでよ!!!
「ギャァァアァアア降ろして降ろして降ろして下さいもう本当勘弁かかかか!!!」
「~っ煩い!!なぜ奇声を上げるか!!」
「だっだだだってぇぇえ!!!」
僕は今、禮夜と一緒に目的地に向かっています。
僕は高い電車代金なんて払えません。
と言うか禮夜は電車に乗れない…いや、電車の存在を知りません。
なので、今僕達は
「普通に行こうよ普通にィィイ!!!」
「これが俺の普通だ。暴れるな。落とすぞ」
家の屋根を飛び移ってます。
「お前の家から真っ直ぐ行けば着くと言っただろう。この方が早い!それとも何だ…この邪魔な家全てを破壊して進めとでも?」
無茶言わないでよ!そんな事したらアンタ人間じゃないよ!!
禮夜は僕をおんぶして屋根から屋根へ飛び移る。
「お、重くないのかい?」
「別に…まだ爆薬とか運んだ方が辛いぞ」
「オイ、それは重いのか?軽いのか?」
とにかく真っ直ぐ真っ直ぐ、目的地へ向かって行く。
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