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「ホラ近くまで来たぞ。小箱の場所はどこだ」
「彼処じゃないかな。ホラ、あの建物の…」
僕が指さした方には大きなビルが沢山並んである。禮夜は其所へ行くと周りをキョロキョロと見渡した。
「どーしたんだい?」
「……喋るな。近くに奴等が居る…」
僕は急いで自分の口を塞ぐ。禮夜は短刀を取り出し構えている。
ちょっと待て。
一般ピープルの僕はどうしろって言うんだい?
「………………禮夜、僕さ…隠れてていいかな」
「そうさせたいが。もう囲まれて居るぞ」
「Σうそぉ?!!」
ちょ、待って!待って下さい!僕一般人!
Ordinary people(訳:一般人)!
戦う術を知りません!!
「禮夜、僕さ…あの…ι」
「葵、わかっている」
ら、禮夜…!君と言う忍は…!!
「テメェの身は自分で守れよ?俺の足手まといになるな」
テメェこんチキショォォォオオオオ!!!(゚皿゚)
「Σ無理無理無理!!!せめて武器を貸してくれ!!!」
「嫌だ。壊されたら責任取れないだろう」
「煩いよこせ!!!」
ギャーギャー騒いでいると周りの隠れていた奴らが飛び出してきた。
手には刀、槍、手裏剣…
殺 る 気 満 々 !!
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