15人が本棚に入れています
本棚に追加
なんだかんだで、いつの間にかに放課後。
(早すぎじゃね?!ってツッコミは無しで/汗)
僕と禮夜と隆也君の3人で帰った。隆也君はなんでか帰り道は全く一緒。
「隆也君さ、家はどこなんだい?」
「んー…葵さん達の家の近所、かな?ホラ、あの家」
指差す方向には屋根の赤い家。僕等の家はその5つ先だ。御近所さんか。
「ああ、近所だったんだね。僕達はあの家だよ」
「へー!近いなぁ!今度遊びに行くよ。また明日!」
「じゃあね~!」
隆也君は家に入って行った。
「禮夜、良かったなぁ友達が出来て」
「友達?…ああ、戦友の事か。そうだな」
あっさりと答える禮夜。照れ臭いんだろう?吐いちまえよぉ~?
禮夜を置いて家に入る。今晩の夕飯は何だろうか。明日も今日みたいに平和に暮らせるだろうか。
僕は自分を守るすべを知らない。
だから、もうあんな怖い目には会いたくないんだ。
.
最初のコメントを投稿しよう!