忍者、いざ参る!

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「あのね、今此処は禮夜が居た場所とは違う時代…だと、思いますよ」 「は?お前…頭大丈夫か?」 「むしろ貴様が大丈夫か」 今の時代の年号を教えてやると禮夜は目を見開いて驚いた。 そして急いで凄いジャンプをして天井裏へ戻る。 「……禮夜ー?」 名前を呼ぶと禮夜がヒョコリと顔を出す。そして一言。 「………城じゃない…」 つまりは、元の時代に帰れなくなった…と言う事かな。 短刀やあんな凄いジャンプを見たら信じざるを得ない。私は禮夜を『忍者』として信じる事にした。
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