忍者、また刺客!

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「その道具、見覚えがある。お前まさか…」 「武田家に代々伝わる『芭蕉扇(バショウセン)』…俺は武田信玄の子孫だ」 そんな馬鹿な!いや、現代には織田信長の子孫さんも居らっしゃるけど! 二人共武器を構えて戦闘モードに突入している。ちょ、こんな所で合戦されても近所迷惑だから! 「二人共止まって!こんな所で合戦なんかしちゃあ睡眠妨害になるよ?!ι」 「知らん。先に仕掛けて来たのは向こうだ」 「それに乗せられたのは禮夜だろ?」 二人をストップする事はもはや不可能です。絶対止まらない。 なんとか会話をして戦闘から遠ざけなければ!! 「隆也君は何で僕を襲ったり禮夜に仕掛けたりするんだい?!」 「葵さんには恨みは無かったんだけど…禮夜を脅したりする事が出来るかなってね」 「Σそれだけの理由で僕を殺そうとしたのか?!!」
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