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「ところで…この世界には戦が無いのか?」
「ある訳ないでしょ!!ず──────っっと昔に終わりました!!」
「じゃあ俺、この世界じゃ不要じゃねーか」
「はいはいそうですね」
禮夜は何でこの世界に飛ばされて来たんだろうか。
それは本人にも僕にもわからない。
「葵!禮夜君!ちょっと来なさいよ面白いのがやってるから!」
一階からお母さんが僕達を呼ぶ声がする。
どうせまたビックリ人間とかだろう。一応、一階へ降りて行った。
「なぁに~もう」
「ほらコレコレコレ!!」
お母さんが指差す画面を見た。
「は…ぇ…Σうぉぉぉぉおおおおおおお──?!!!」
「うぎゃぁぁぁぁぁあああああああああ──!!!!」
テレビを見て僕と禮夜は奇声を上げた。
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