次の日がお互い休みということもあり、この後は俺んちで家飲みすることになった。
俺はまだ真っ直ぐ歩けるが、晃司は既にへべれけ。
千鳥足を支えながら家に向かった。
「ほら。
ちょっと薄目に作ったから」
1:9でほぼ水の焼酎を晃司の前に置く。
「サンキュ。
愛してるよ圭ちゃん」
えらく上機嫌で楽しそうだ。
俺も自分のグラスをテーブルに置き、晃司の斜めに座る。
「圭はさ、彼女出来たりしてねーの?」
ずっと自分の話しかしてなかった晃司が、ようやく俺に話を振る。
といっても話せるネタなんか無いから、ありがたくもなんともないんだけれど。
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