白坂 圭 4

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次の日がお互い休みということもあり、この後は俺んちで家飲みすることになった。 俺はまだ真っ直ぐ歩けるが、晃司は既にへべれけ。 千鳥足を支えながら家に向かった。 「ほら。 ちょっと薄目に作ったから」 1:9でほぼ水の焼酎を晃司の前に置く。 「サンキュ。 愛してるよ圭ちゃん」 えらく上機嫌で楽しそうだ。 俺も自分のグラスをテーブルに置き、晃司の斜めに座る。 「圭はさ、彼女出来たりしてねーの?」 ずっと自分の話しかしてなかった晃司が、ようやく俺に話を振る。 といっても話せるネタなんか無いから、ありがたくもなんともないんだけれど。
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