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選手たちは雨の日も雪の日もチンポジが悪い日もゴミ拾いを続けた。
三ヶ月経ったある日、その日は初雪が降っていた。
『君が好きだ~とっ叫び~たいっ!』
選手の一人、松海苔が歌いながら自転車で田んぼ道を駆け抜けている。
この日松海苔は半年ほど前から想いを寄せていた女の子に告白するらしい。
その子の名前はキャスリンと言い、生粋のアメリカ人だ。
キャスリンは六歳の時親の仕事の関係で来日したが、まだ日本語はあやふやだ。
そこで松海苔は英語で想いを伝えようと考えた。
待ち合わせ場所の学校近くの公園の公衆便所に着いた松海苔は用を足しながらキャスリンを待つことにした。
約束の時間になりキャスリンの姿が見えた。
手を振り出迎えるが、歯が唇に覆われることはなかった。
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