December 24th.

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ゆっくりと起き上がった竜也に、甘い手ほどきを受ける。 「――っふ‥…ッ」 向かい合うように座るその体位で、視線を運ばせた先に知るのは形を持ちはじめた竜也の自身だった。 後ろ手に体を支えて、目を閉じる。 自分に奉仕する竜也が、その行為に感じている事実に興奮を覚えた。 熱を煽る手はそのままに、もう片方の手で、肩を撫でられる。 それから竜也は、企んだように俺を覗き込む。 「して欲しかったの?」 「‥…っ、聞かないだろ‥っ、ふつ、うっ…ン」 肩を撫でる竜也の指先が、胸へと滑らされると、ゆっくりと突起の周りをなぞった。 「んっ……あ、あっ!」 そのまま、突起を指の腹に捉えられ、ゆっくりと転がせられた。 ゆるやかな快感は背筋を伝って、蜜となって竜也に伝えられる。 「ね…‥」 甘えたような声で、耳元で囁かれる。 ふっ 、と熱い吐息で鼓膜を刺激させて、竜也は俺の熱をさらに加速させていく。 「…たつ、っや…‥っふ、あ、…っはあ」 俺の胸元に唇を寄せた竜也の髪が、首筋に触れる。 「…‥言って‥」 ねだるように、竜也は胸の突起を舌で吸った。 「っぁああっ‥…ッ!」 唇が離れれば、今度は舌先でつくん、と、つつかれる。 唾液で濡れたソレを、指でゆっくりと回しながら、竜也の舌が俺の首筋を顎に向かって舐めあげる。 「ふ、あっ…んんっ、」 操られたように、首が天に向かう。 同時に無意識に突き出した胸に、竜也が口づける。 「っは、…して‥…っ欲しか‥った、…‥っ!」 自身を煽る手は確実に射精へと導かれる。 「やらしいひと‥」 竜也がそう呟いたのが聞こえたとき、俺の首に回った腕。 唇が重ねられると、そのまま竜也にゆっくりと押し倒された。 .
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