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「……それで、なんで叫んだの?」
「いやぁ、なっちゃんがキスしてこようとしてさ~」
「…………」
長山は無表情ともとれなくはない微妙な顔をして無言のままアクセルを回す。頭の中がおめでたい小松に対して呆れてものが言えないのだ。
「まいったね~」
(いや、まいったのはオメーの頭だよ……)
「あっ、でも本当にまいっちゃうのはアメェンダでさ、特に夜がな、ダッハッハッハ!」
頭の中がほ・ん・と・うにおめでたい小松を見て長山は思った。
何で俺コイツと連んでんだろ…‥と。
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