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部屋のドアの先は…
今までと同じ日本だった!いや正しくは家の中(ベッドの中)…どういうことだ?なんでオレはここに戻ってきたんだ?
たけしの頭の中は、疑問だらけでパニックになっていた。が、そのパニックを遮るように母親がドアを開けた。
「たけし!いつまで寝てるの!!大学に遅刻するから起きなさい!下でご飯用意して待ってるから早く降りてきなさいよ。」
この時、たけしは母親の言葉などは全く頭に入らなかった。それは、母親の体の周りにドリームハートで満ち溢れていたからだ!なぜ、ドリームハートって理解したかわからなかったが、これは間違いなく夢と現実?仮想世界?がシンクロしていることがわかった。
気がついたら、寝坊していたことに気がついた。
「あちゃ~…今ここで考えてもわからないから、大学行ってから一人でゆっくり考えよう。」
たけしは朝ご飯を食べて大学へ行く支度をした。
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