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あれから1ヶ月がたった
警察に母親の捜索願いを出した
遊はいつもと変わらない
明るい笑みで
俺達といた
ただいつ発作が起きるか
わからない為
病室から出れないのだ
俺達は盤で話し合って
決めたことがある
それは
「遊、作詞してみないか?」と明輝が遊に目線を合わす
「作詞-???」
まだ遊にはわからなかったみたいで目を丸くしている
「作文みたいなものだょ
今、遊が思ってることを
素直に書けばいいんだよ
ほらっ」
と綾が鉛筆と紙をわたす
しかし遊は顔をしかめた
まぁ直ぐにかけるはずがないな…
「ゆっくりでいいからな」
と思樹が頭を撫でながらいった
(珍しいことだ笑)
すると満面の笑みで
「うんっ!!」
と返事をした
そう遺すんだ
遊が生きていた証を
こんなこと
言いたくないが
遊はいつまで生きられるかわからない
だから書き留めて置きたいんだ
そしてその詩を
俺達が色をつけ歌うんだ
俺達は決めたんだ
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