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バキッ!! 「!!・・・・つぁ!!」 「和てめぇいい加減にしろよ」 俺は綾に思いっきり腹を蹴られた というのも 俺がいけなかった 忘れろ忘れろ忘れろと 思うばかりで 遊を忘れれず 練習に身が入らなかった 痛む腹を抱えよろめきながら立ち上がった 「綾っ気持ちはわかるけど」 「るせぇ!!黙ってろ!!」 明輝が止めようとするが その言葉をかき消すように 綾の言葉が走る 「てめぇズルズル引きずりやがって!! 俺達は決心した筈だ 中途半端が嫌いなんだよ俺は!!お前なんかに遊を幸せにはできねぇんだよ!! それは俺達も一緒だ!! 潰すしかできねぇ!! なら遊の幸せを願うなら忘れろ!!現実をみろ それでも忘れる気がねえなら帰れ!!」 ごもっともな意見だ 俺は言われるがまま スタジオを抜け出した なぁ 遊を忘れてもいいのか綾 お前 あんなに一緒にはしゃいでたじゃねぇか 本当に俺達は遊を幸せにはできないのか…? 答えてくれ遊…
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