4/6
21人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
俺はなんとなく 外をブラブラしていた 気づけば 夜空を星が彩る時間帯だった 街灯がチカチカし 点いたり消えたり 何気に寒気がした すると静かな夜道に 俺の足音とは違う 足音が聞こえる 多分歩幅が狭いのだろうか 一歩から一歩への足音が速い 俺は立ち止まる まだ足音は聞こえる はははははははっ まっまままさかね そそそそんな訳ないよね 俺そそんなの信じねぇーし だが 足音はもうかなり近くまで 来て 俺の真後ろで止まった 緊張が走る さぁここから 俺はどうなる どうするどうする俺!! (某CMパクり) 死ぬなんてことないよね 魂抜かれるとかはたまた 不運にみまま「和に「ぎぃやぁあああぁあぁ#&$*@\&%!!!!!」 いきなりの事に泣き叫ぶ俺 「和にい!!!!」 何も聞こえない!! 何も聞こえてなんかなぁい!!!←現実逃避 「助けてまだ死にた「どすっ!!」 はぅ!!!! 「和にい!! 遊だよ遊だよ!! いい加減わかってよ!!!」 遊の蹴りが 膝裏に直撃 そのまま体制崩し 俺は顔面を地に叩きつけた ん? 遊? 「遊!!」 その言葉で俺は我に帰り 立ち上がり遊を抱きしめた 思わず涙が出た もぅ会えないかと思ってた ずっと会いたかった こうして抱きしめてると 妹を思い出す 遊残された時間 お前に幸せをあげたいんだ 俺は妹に何一つ出来なかった もうあんな思いしたくないんだ だから わがまま言いまくってくれ 周りを困らせるくらいにな
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!