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-手術中-
赤いランプは点ったまま
あれから
どれくらい
時間が経っただろう
遊は俺の膝で寝てしまった
「…。」
流れる沈黙に
遊の寝息
しかしすぐに
沈黙は去った
「かずー!」
そこへ来たのは
明輝だった
「やっぱりここだったか♪
心配だったからきちまった♪」
心配してくれたのか…
ちょっと胸キュンしたぞ(笑)←問題発言
ただやけにニヤつくので
ウザイww
「んだよーその目ー
めちゃくちゃ冷めた目で見るなよ!
可愛いかずちゃんがどこに行ったのか心配してあげたのにさッ!」
あぁこのバカと喋ってると悪い頭(笑)が更に悪化しそうだ…
「…おとーさん…」
その声にいち早く
反応した明輝は
テンションが上がり始めた
「んッ!?遊君!ゆuッ!「静かにしろッ!」
「おまえもなッ!ww」
言い合いをしてると
遊が顔をしかめ
「…ぅー…るせぇ…」
(・ω゚;)
遊に叱られてしまったのだが…
遊の口からまさかこんな言葉が出るとは
思いもしなかった(笑)
それからのこと
俺達はしばらく雑談して
時間を潰した
まだ手術中のランプは消えることなく点っていた…
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