いじめと憎しみ

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泣いても、泣かなくても、いじめに変化などない。 1度ターゲットになった者は、あきるまでいじめは、続けられる。 友達だった周りの子も、どんどんそっけなくなる。 結菜に話かけると、次は自分がいじめにあうのではないかと離れてゆく。 ただ真美ちゃんは、近所のせいもあり、登下校は続いていた。 『まみちゃん?私と遊ぶといじめられるよ。』 結菜は心配だった。自分のせいで真美もいじめにあったらと思うと口に出さずにはいられなかった。 『いいよ。結菜ちゃん好きだから。』 真美は笑っていた。
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