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それからしばらくして、お休み消化のため、三連休がもらえた。
どっかに行こうかなぁ~と思い営業所をあとにしようとした
『藤島さん』
聞き覚えのある声
振り返ると原田さんがいた
『こないだはお邪魔しました。ご飯もごちそうになって。彼女にもよろしくお伝えください。』
それだけ言うとそそくさと帰ろうとした
『彼女?誰それ?あぁ、裕子かぁ、彼女じゃなくて友達だよ』
『そうなんですかぁ~。泊まったりしてるみたいだったから彼女かと思いました。』
『俺さぁ、あいつみたいなのタイプじゃないんだよねぇ~美弥子ちゃんみたいのタイプなんだよねぇ~』
……
この男によって
私の人生は狂っていく
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