第一話『始まり』

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   ~帰りの車の中~ 車の中は静まり返っている…… 轟『…』 カタカタカタ…カタカタカタ… 海斗『……』 轟『…なぁ海斗…なんか話そうぜ?』 海斗『………』 海斗は相変わらず無心で携帯をいじっている。 (まさかここまでハマるとは思ってなかった…)と轟は心の中で呟いたその時!! 海斗『あぁ!!!!』 急に海斗が大声を出した。 轟『!!!!海斗どした!?』 ちらっと海斗に目をやった。 海斗『…充電が……切れた………。』 どうやらずっと携帯をいじっていた為に携帯の電池が無くなったようだ。 轟『っんだよ…急に大声上げて焦らせるなよ。』 軽く舌打ちしてそぅ答えた。 海斗『だって……書き込みしてたからさ……』 海斗はまるで小さい子供が親に言い訳をする様な言い方で轟に答えた。 轟『まぁ…続きは家に帰ってからやればいいだろよ…』 呆れた言い方で海斗に声をかけた。 海斗『……うん……』 淋しそうに答える。 早く家に帰って充電しながら続きをやりたいなぁっと海斗は思っていた。
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