☆11月☆

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私のもとからあなたが去って初めて大好きなコトに気がついた。     もう…一年前の話。     だけど、まだ忘れられない。 夢にまで出てきて、忘れられさせてくれないから…。     楽しい時、寂しい時、いつでも側にいてくれた。 今は夢の中だけ。 思い出が多すぎた。     どうしたら忘れることが出来る? 忘れなくても思い出として残るならいい。     でも、今でも心があるなんて…。     もう、吹っ切れたと思っていた。     夢の中のあなたは、笑ってなかった。   笑うどころか何か切ないようだった。   夢の中でもあなたは、何を考えているのかわからない。     どうしたの?   すごく気になった。   だけど、私は声をかけることすら出来なかった。
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