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「リリア、おはよ。」
ドキっ。
「ティ、ティオ…。おはよう。」
昨日の事を思い出し、照れているリリア。
だかティオは何しているの????と言わんばかりの顔。
そぅティオはどんかんなんだ…。
しかもかなりの。
何気ない気持ちでクラス発表を見ていたリリア。
「………!?ちょっとティオ。どうして私達の名前がないのかしら???」
「僕ら魔力がほかの生徒より優秀だから、事前に言われたはずだよ???知らなかったの???」
「知らなかったから驚いているんですわ。」
「お父さんに聞かなかったの???」
「お父様は忙しいのよ…」
「ふぅん……。前々から聞きたかったんだけど。もしかして、リリアはどこかのお嬢様???」
「私のこの目を見てもきずかないなんて…。相当の常識しらずよ。お父様は国王。では教室に行きましょ。」
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