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君との出逢い
桜が舞散る季節だった
人見知りな僕は
話し掛けることが
出来なかった
蝉の声鳴く頃
君は僕に話し掛けた
些細な会話が
僕の心を温かくした
こんな日々が
続いたらいいな
君がいなきゃだめだ
木々が赤く染まる季節
君に恋していると気付いた
恋することが
こんなにも苦しいなんて
銀色に輝く季節
君の薬指に光るもの
僕の気持ちはまだ心の中に
毎日が楽しいはずなのに
君と話すたびに
胸がきゅうっと痛むんだ
君から笑顔が消えていた
僕は気付いていた
君も苦しんでたこと
僕さえいなければ
僕さえいなくなれば
きっとまた笑えるよね
大丈夫、僕は大丈夫
君の笑顔が僕の笑顔
君の涙なんか
みたくないんだ
ばいばい
ありがとう
僕は行くね
君への想いを
胸にしまい
僕は行くね
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