2章:始まり

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「さっきはできたかもしれないと言ったが本当のところを言うと、もうすでに完成している」 「本当ですか!?」 「ああ、一部の問題点を除いてな」 「問題点?」 ロバートは少し深刻そうな顔をして言う 「そうだ、今はまだ機械の探知機にきずかない程度にエネルギーを押さえているが、タイムスリップするときには半径300㎞の機械たちにきずかれるくらいのエネルギーになる、そうするといくら強いバリアーを張っていても必ず壊されてしまう」 「それで俺に護衛をしてくれと?」 ロバートは悲しそうな顔をしてうなずいた 「君は、すまないと思っているが、世界のためだ、すまん」 「かまいませんよ、今までいろいろお世話になってきましたから」 満面の微笑みでロバートに言うと ロバートは泣きながら 「ありがとう」と、言った
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