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「さっきはできたかもしれないと言ったが本当のところを言うと、もうすでに完成している」
「本当ですか!?」
「ああ、一部の問題点を除いてな」
「問題点?」
ロバートは少し深刻そうな顔をして言う
「そうだ、今はまだ機械の探知機にきずかない程度にエネルギーを押さえているが、タイムスリップするときには半径300㎞の機械たちにきずかれるくらいのエネルギーになる、そうするといくら強いバリアーを張っていても必ず壊されてしまう」
「それで俺に護衛をしてくれと?」
ロバートは悲しそうな顔をしてうなずいた
「君は、すまないと思っているが、世界のためだ、すまん」
「かまいませんよ、今までいろいろお世話になってきましたから」
満面の微笑みでロバートに言うと
ロバートは泣きながら
「ありがとう」と、言った
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