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「…で。何も覚えてないの？」
「本当よ。あんたなんか知らないの？」
不機嫌に言う。
もう混乱はおさまったらしい。
「知るか。俺が見つけた時は裸で寝てたのー」
「…なんでかしら。」
「レイプされて…記憶がとんだとか？」
「や、でも私まだ処女みたいだし。…って嫌なことさらりと言わないでよ！あんたが襲ったんじゃないでしょーね！？」
「お前だってさらりと言ってんじゃん…しょうがないなぁ…俺ん家来いよ」
「俺、一人暮しだし。大丈夫。多分最後まで襲わないし」
「多分って何！？最後って何ー！？」
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